夏前の車内温度
まだ夏前のこの時期、車を運転するドライバーの皆さんにお伝えしたいこと。今回のテーマは「車内温度」です。
この時期、晴れると車内の温度は30℃を超えることがあります。体感は真夏並みというわけです。
夏前の方がキケン!
JAF(日本自動車連盟)の調べでは、自動車の車内における子どもの「熱中症」事故は、真夏の炎天下よりも春先から初夏にかけて発生する傾向があるとのこと。
その原因は、比較的さわやかな季節には「車内が高温になることはないだろう」という、保護者の過信や誤解のためとされています。
このような状態の車内に子どもを放置すると、少しの時間でも「脱水症状や熱中症」を招く恐れがあるため、大変危険です。
ダッシュボードは70℃超!
JAFのユーザーテスト(※長時間放置した場合)によれば、外気温が23℃と比較的過ごしやすい日でも、閉め切った車内では温度が50度近くまで上がります。
また、ダッシュボードでは、70℃という高温になることがわかっています。
これからのレジャーシーズン、日中は屋外に長時間駐車するケースが多くなります。そして、今の時期は日差しも強いです。
梅雨の晴れ間に車でお出かけの際は、屋外の駐車に十分注意をしてくださいね。