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雨の日の運転

雨の日の運転は視界が悪く、事故の起きやすい条件が揃っています。特に、道路が濡れることによる「スリップ」。ドライバーさんに気をつけてもらいたいポイントをまとめました。


※いずれも助手席から撮影のリポート

雨の日の事故原因トップ

JAF(日本自動車連盟)の調べによると、雨の中でもっとも多い事故は、スリップによる事故とのこと。

多くは、下記のようなシチュエーションでスリップ事故が発生しています。

速度が高いままカーブに進入

直線での追い越し時の急加速

轍の水たまりに進入

原因はグリップ力の低下

普段の道路ではタイヤのグリップ力が効くところでも、路面がぬれるとその力が失われ、滑りやすくなります。

もともと滑りやすいようなマンホールや、道路の継ぎ目はもちろん

道路上の水たまりの上を走行すると、タイヤと道路の間に水の膜が発生し『ハイドロプレーニング現象』が起きるため、スリップするのです。

スリップ事故の多くは、グリップ力が低くなった状態で走行中に急ハンドル・急ブレーキがきっかけとなって発生します。

そうならないように、
 いつもより速度を落とす
 車間を広くする

の2点を普段以上に心がけてください。

雨の日の夜は特に危険

対向車と自車のヘッドライトが重なる部分で、お互いの光が反射し合い、その間にいる歩行者等が見えなくなってしまう現象。これがグレア(蒸発)現象です。

次は、一番気をつけてもらいたい「グレア現象」について説明します。


提供:株式会社ウェザーニューズ