長靴の目安
雨の日に活躍する長靴。皆さんが長靴で出動するのは、どのくらいのレベルの雨の時なのでしょうか?全国のウェザーリポーターの皆さんにお聞きしました。
回答を見ると、4人に3人は長靴を履いて出勤しています。内訳を見ると、「●ザーザー」レベルの雨が4割、「●ゴォー」レベルの雨で3割の方が、長靴を履いて出勤するようです。
エリア・年代・性別ごと
エリア別では、あまり大きな差はありません。ただ、沖縄は、長靴を「●履かない」という方が半数近くとなり、他のエリアよりも突出しています。
「●パラパラ・サー」レベルの雨では長靴を履く人はゼロ。沖縄の方は、長靴の出番が少ないようですね。
年代別では、60代以上になると「●ザーザー」レベルの雨から、すでに長靴を履く方が多くなっています。
また、20代の方は長靴を「●履かない」人が他の年代に比べて多いようです。
性別ごとに見ると、女性は「●ザーザー」レベルの雨で長靴を履く方が約半数。長靴を「●履かない」割合も男性より少なく、女性の方が男性よりも長靴を愛用していることがわかります。
2014年 長靴通勤調査結果
女性は男性の4倍
雨の日に長靴をはいて通勤するかどうかを聞いてみたところ、男性は11%と少なかったのに対し、女性は43%と4倍も多い結果に。男女の違いがハッキリと出ました。
スーツに長靴というスタイルは難しいですが、女性の方がオシャレなレインブーツも多くなってきたことにより、ちょっとした雨の通勤時も履けるシーンが増えてきました。
ちなみに、長ぐつ自体を所有している人は男女とも同じ30%となりました。
車社会ほど長ぐつ通勤率低し
車の普及台数と、県別の長ぐつ通勤率との相関関係を調べてみると、車が普及している都道府県ほど長ぐつ通勤率が低い、という結果になりました。
特に3大都市圏では、愛知県で顕著な結果が出ました。通勤手段と通勤スタイルは密接な関係があるという事が分かります。
所有率・通勤率
長ぐつを所有している割合を都道府県別にランキングしてみたところ、上位5位は雪国。生活の必需品となっています。
通勤率のランキングは、ビジネス街が多く存在する首都圏が上位を占める中、意外にも岩手県が1位となりました。県民性が表れているのかもしれませんね。