2015年 台風6号
史上2番目の早さ
現在発生中の台風6号は、1951年の統計開始以来2番目に早い6号、4/4に発生した台風5号は最も早い5号となりました。
■今年に入ってからの発生ペース
1月 1号
2月 2号
3月 3号、4号
4月 5号
2015年は、途切れなくコンスタントに台風が発生していることがわかります。
今年の台風が早い理由は?
理由は「エルニーニョの発生」
台風の卵の発生源は、台風1号と今回の6号がパラオ近海だった以外は、全て日本のはるか南東のマーシャル諸島近海でした。この、発生源がマーシャル諸島近海に偏った原因のひとつとして、この冬まで続いた「エルニーニョ現象」が考えられます。
海水温の高い所が発生源に
この冬まで続いた「エルニーニョ現象」により、マーシャル諸島近海では平年よりも海水温度が高くなっています。この海水温が高いところが発生源となっていることが、今年の早い台風発生ペースの要因のひとつと考えられます。
※海面水温解析図(引用:気象庁より)