花粉情報

2015年まとめ

みんなの対策

若年層ほど対策は後手に

2月下旬までに9割が花粉症を発症し始めていましたが、2月前半までに対策を行ったのは2人に1人に留まっていました。

また、年代別に見ると、年齢が高くなるほど2月前半までに対策を行った割合が増加。若年層ほど「既に重い」が多かったにも関わらず、対策は後手にまわってしまった方が多いことが分かりました。

7割が病院・薬を利用

今年のメインの対策を聞いたところ、なんと4割の方が「病院」と回答。これは年代やエリアに問わない結果でした。花粉症は病院へ行って、しっかり処方してもらうというのが一般的になっているようです。

また、市販薬と答えた方も3割に達し、薬局等でも花粉症用の薬が多いことが分かります。今年の症状はやや軽めという結果でしたが、年々充実する花粉症対策を、みなさんがしっかりと実践しているからかもしれません。

対策費用は3,323円

花粉症の対策費用は、全国平均で3,323円でした。大量飛散した2013年の時は、平均2,171円。花粉の飛散量自体は2013年よりも少なかったものの、この2年で1,152円UPしたことが分かります。

これは、昨年頃から流行りはじめた花粉対策メガネや薬の保険適用により、使用者のハードルが低くなったことが要因の1つとも考えられます。また、年々改良される対策グッズを試すなどもありそうです。裏を返せば、花粉症はそれだけつらいということですね。

2015年花粉シーズンまとめ


提供:株式会社ウェザーニューズ