花粉情報

2015年まとめ

来シーズン予想

東日本で少なめ、西日本は多くなる予想

花粉の飛散量は、前の年の夏の天候と関係することが分かってきています。よく晴れて暑い夏ほど、花粉のもととなる雄花の生育状況が良くなり、翌春の花粉量も多くなると言われています。 また、表年や裏年が交互にあり、増減を繰り返す傾向があると言われています。

2015年の夏(特に7〜8月)は、エルニーニョ現象の影響を受けて夏の高気圧(太平洋高気圧)の日本付近への張り出しが弱くなりそうです。蒸し暑い夏にはなりますが、平年に比べると曇りや雨の日が多く、晴れる時間が少なくなる予想です。

これらのことから総合的に判断すると、表年にあたる北海道や西日本では平年(2008年〜2014年平均)より少ない飛散量となりますが、2015年シーズンよりも多い飛散量となる予想です。

また、裏年にあたる東日本や東北地方では、2015年・平年より少ない飛散量となり、今年の半分程度の飛散量となる所もありそうです。

※表年とは、花粉数の少ない年の翌年で、飛散量が多くなりやすい年のことです。
※裏年とは、花粉量の多い年の翌年で、飛散量が少なくなりやすい年のことです。

2015年花粉シーズンまとめ


提供:株式会社ウェザーニューズ