2016年 台風9号
週明けの首都圏を襲った台風9号、各地の被害と特徴をまとめました。
台風9号の軌跡


各地の影響


1)北西側に活発な雨雲

2)暴風域を保つ持久力型

関東地方の水不足解消ならず
北関東のダムの流域で期待ほど雨が降らなかったのは、台風の進路が影響しました。
台風9号は関東地方の沿岸に接近した頃から、中心の北側に活発な雨雲が形成され、関東平野の広範囲に、特に内陸のエリアに大雨をもたらしました。
ただ、台風の中心が、栃木県、茨城県付近の関東地方の東側を北上したため、群馬県内では活発な雨雲の通過が平野部に集中し、ダムの流域の雨量はあまり多くなりませんでした。
2015年台風アーカイブ